正社員型派遣エンジニアの転職・求人サイトネクストエンジニア

お気に入り
0
エントリー
MENU
エンジニアの成長
更新日:

エンジニアとつくる「コミュニティ」の現在とこれから

ビーネックステクノロジーズはエンジニア同士のコミュニケーションを促進すべく、全国約5,400人のエンジニアをオンラインでつなぐ「エンジニアコミュニティ」を発足しようと準備を進めています。今回は、すでに動き出しているコミュニティや今後の展開について、企画推進を担当するキャリアセンターの高石に聞きました。

▼コミュニティ立ち上げにあたっての思いについて
エンジニア同士が交流し、学び合う場に。全国のエンジニアをつなげる「コミュニティ」とは
https://nextengineer-benext.jp/blog/681/

講師も受講者もエンジニア。共に学ぶ「QC検定勉強会」

現在準備中※のエンジニアコミュニティですが、すでに動いているコミュニティもあるのでしょうか
※2023年3月時点

高石:はい。現在活発に動いているのが、QC検定(品質管理検定)3-4級の資格取得を目指す「QC検定勉強会」です。受検生、講師およびサポーターなど約50名が参加し、月1回、オンラインの試験対策セミナーを開催しています。そのほかにも月1〜2回、受講者が主体となったオンライン自習会も行っています。

QC検定(品質管理検定)とは
日本規格協会グループが主催する、品質管理(Quality Control)についての知識をどのくらい持っているかを評価するための筆記試験。検定は4段階のレベルに分かれている。

QC検定で学んだ品質管理の知識は、どのようにエンジニアの仕事へ生きてくるのでしょうか?

高石:問題の発見・解決のための手法が身に付くので、何か問題が生じたときにどのように対処し、改善すれば良いかを把握できるようになります。また、客観的なデータにもとづいて判断する方法も学ぶため、説得力のある説明ができるようになり、業務上のコミュニケーションがスムーズになるはずです。

講師役は、どのような方が担当されているのでしょうか?

高石:QC検定2級を保持する当社のエンジニアです。セミナーに使っている教材も、当社エンジニアの有志が作ってくれたオリジナルのもの。皆さん、「他のエンジニアの役に立てるなら」という思いで手を挙げてくださっていますが、教えたり教材を作ったりすることで、ご自身の知識や理解度もさらに深まっていると言っています。

エンジニアの声を取り入れ、安心で魅力あるコミュニティに

コミュニティを進める中で、ルールや機能など工夫したことはありますか?

高石:投稿ページを開いて最初に目のつくところに、コミュニティのグランドルールを置いています。そこにはコミュニティの目的のほか、推奨される行為や禁止行為を表記しています。

機能面では、自分の好きなニックネームで投稿できるようにするなど、参加しやすさや親しみやすさ、居心地の良さを感じてもらえるようにしています。また、投稿で流れてしまいがちな情報を一覧に集約しておくなど、使いやすさも考えて作っています。

エンジニアからも、要望や意見を出せるのでしょうか?

高石:「エンジニアコミュニティ検討の場」では、エンジニアの方々に定期的にヒアリングを行っており、そこでは「こんなことをやりたい」「こんな機能がほしい」「ここが不便」など、さまざまなご意見・ご要望が上がっています。

先ほどのニックネーム機能はすでに実現しましたし、エンジニアが自由に使える予約制の「オンライン会議室」も試験運用中です。ほかにも、「当社の各拠点紹介」やリレー形式で投稿する「桜の開花情報」など、全国にエンジニアがいる当社ならではの楽しいアイデアもありますので、ぜひ実現していきたいですね。

エンジニアが「行きたくなる場」を目指して

コミュニティを運用し始めて、企画推進担当者として嬉しかったことはありますか?

高石:運用については、コミュニティのロゴ作成やルールブックの文言づくり、資料チェックなど、たくさんのエンジニアの方々に協力してもらっています。皆さん、協力を呼びかけると快く応じてくれて、一緒に作り上げている感覚があるのが嬉しいですね。協力してくれているエンジニアの思いに応えるためにも、「喜んでもらえるものをつくりたい」と、ますますやる気になります。

今後、コミュニティをどのような場にしていきたいと考えていますか?

高石:勉強会のようにスキルアップに活かせるものから、楽しく集えるスペースまで、幅広い内容のコミュニティを取りそろえていくつもりです。そこへ行けば、仲間に出会えたり、先輩や後輩と気軽に話せたり、当社のエンジニア全員が「行きたくなる場」にしたいですね。そのためにまずは、エンジニアが主体となってコミュニティの企画を立て、メンバーを募り、運用できる状態を目指していきます。

エンジニア同士が学び合い、交流する「コミュニティ」。これから、皆さんと一緒に盛り上げ、大切に育てていけたらと思います。

SHAREする
  • LINE