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素直になって学んでいけば、チャレンジは何も怖くありません。

大手自動車部品メーカー 勤務
2016年入社
グエン ティエン ズン NGUYEN TIEN DUNG

世界中の自動車に採用されるインジェクターの開発に参加。

大手自動車部品メーカーで、エンジンに燃料を噴射するインジェクターの開発に従事しています。そのインジェクターは世界中の自動車メーカーに採用されており、重要な部品づくりに携わっていることを誇りに思います。

なかでも私は燃料が通るパイプの部分の解析設計を担っており、3年目になります。新たに設計したパイプが目指す性能を出せるものになっているかどうかを解析し、確かめていきます。さらなる解析業務のスキルアップが、私が今、チャレンジしていることです。

配属当初、何もわからなかったところから比べれば、だいぶ勉強して理解できましたが、もっと経験を積んでいきます。社内の雰囲気も人間関係もよく、とても働きやすい会社です。私を含めて8人のベトナム出身メンバーがビーネックステクノロジーズから就業して勤務していますが、皆、順調に成長しています。

来日は30歳のとき。妻と娘も連れてのチャレンジでした。

もともとベトナムで日系自動車メーカーに勤務し、部品設計の業務を担当していました。そのときに日本に出向する機会があり、日本のものづくりに触れて、勉強になることがとても多くあったんです。技術者として仕事をしていくなら日本で働きたいという想いを強く持ちました。

すでに私は結婚もしており、生まれたばかりの娘もいましたが、妻も技術者なので、私の想いを理解してくれました。30歳のときに、まず私一人で来日し、ある派遣会社に所属して大手自動車メーカーに就職。もう独身でもなく、私の人生において大きなチャレンジだったと思いますが、まだ若いし、何があっても自分には、人から教わり、学び、解決できる自信があり、怖くはありませんでした。

日本の仕事場では初めて使う解析ツールなどに苦労はしましたが、勉強しながら対応しました。妻と娘も半年後に日本に呼び、家族3人で栃木県での生活を始めました。

後輩たちに技術を指導できるレベルを目指して。

自動車設計の仕事を3年半、経験した後、これからも日本で長く働いていくことを考え、より規模が大きく配属先の可能性も広いビーネックステクノロジーズ(当時 トラスト・テック)に移り、現在の大手自動車部品メーカーでの設計解析業務に就きました。7人のベトナム出身の後輩たちもでき、同じアパートに住んでいるメンバーもいるので、日本でのビザの更新や家族滞在の手続きなど、生活面のサポートをしています。みんな最初は新しい仕事に苦労しますが、仕事が終わって帰宅してからも勉強して、本当に頑張っています。

いずれは私が解析やデータ検討など、仕事の面でも後輩たちに教えられるような人になることが次の目標です。日本の技術は高く、ものづくりの考え方は素晴らしい。ベトナムから来た技術者には勉強になることが本当に多くあります。これからも日本で働き、技術者として成長していきます。

感動させられる日本の技術。
まだまだ学び、貢献したい。グエン ティエン ズン
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