多彩なフィールドで活躍できるエンジニアを目指して。
「現状に留まることなく、新しい分野への挑戦も常に見据えながら、多種多様なフィールドで活躍できるエンジニアになりたい」と語るのは、自動車車体メーカーで大型車両の設計に携わる武永。入社7年目、1つの就業先でひたむきに努力を重ねてきた彼が大切にしていること、そして今後描きたいキャリアについて話を聞きました。
自動車車体メーカー勤務
入社7年目
武永 光雄 Mitsuo Takenaga
|もっと知見を広げたい。
ー エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。
武永 小さい頃から「人の役に立ちたい」という思いがありました。医師として人を助けていた、叔父の背中に憧れていたのです。大学時代は機械工学科で機械系の知識を習得し、さらに研究室では人間の体の働きを再現するマイクロ流体デバイスを用いた、肝細胞の研究に没頭。このマイクロ流体デバイスは、シリコーンゴムから作られる手のひらサイズのデバイスで、現在は動物実験や臨床試験の代替機器としても検討されています。将来は人の役に立つ仕事に就きたいと、ずっと思っていたのです。
そのために就職活動の際、まずは「もっと知識や経験が豊富な人になりたい」と考えていました。そんな私にとって、さまざまな業界や職種に挑戦するチャンスがあるビーネックステクノロジーズはとても魅力的でしたね。
|ひたむきな努力を続けることが、信頼へとつながる。
ー これまでのお仕事について教えてください。
武永 入社してから現在まで同じ自動車車体メーカーで、大型車両の骨格部品や内装部品などの車体設計に携わっています。設計も解析も、設計者に必要なことはすべて現場で学び習得したと言っても過言ではありません。図面の読み方、3DCADの使い方、モデリング、解析の考え方、最適な解析方法など、分からないことはとことん自分で調べながら邁進していましたね。
ー 忘れられない失敗や苦労はありますか?
武永 2年目の頃、設計要件と異なる3Dモデルを誤って制作してしまったことがありました。すぐに制作し直して大きな問題にはならずに済みましたが、正直、焦りましたね。エンジニアの仕事は一人で進めれば良いというものではなく、自分の業務の遅れがチームのメンバーや他部署の業務にまで影響を及ぼします。就業先の上司からも「仕事は少しでも気になることがあれば、一旦手を止めて納得できるまで確認してから進めた方が良いよ」とアドバイスをいただきました。自分の仕事の役割や立ち位置を改めて考えるきっかけにもなり、仕事に対する意識が高まった出来事でした。
現在は、確実なアウトプットを出してお客様の要望にお応えするだけでなく、デザイナーから渡された車体のデザインや性能要件、コンセプトなどをもとにした設計要件の提案や検討も任せてもらえるようになりました。「人々の暮らしを支える新しいクルマを、自ら生み出している」という実感があり、やりがいがありますね。さらには新しいメンバーに設計や解析を教える立場も任され、より気を引き締めているところです。
|エンジニアとして、成長・進化し続けていきたい。
ー 改めて、エンジニアとしてのやりがいは?
武永 一番はやはり、自ら手掛けた製品を世の中に送り出せるということ。クルマに限らず、エンジニアの仕事は、人々の生活を支える"縁の下の力持ち"のような存在です。しかし製品が世に出るまでの過程には、現場でのさまざまな挑戦と、小さなゴールの積み重ねが幾度となくある。自分が現場でより良い提案をするためには、日々多くの知識や技術を習得し、自身のエンジニアとしての価値を高めていく必要があります。学び続け、成長・進化し続けられるのも、この仕事の醍醐味ではないでしょうか。
ー 今後目指すエンジニア像を教えてください。
武永 これからの時代、AIが台頭してくるなどエンジニアに求められるものがどんどん変容していくかと思います。そういった機微を捉えながら、未来を見据えてどんどん新しいことにも挑戦したい。7年間ひたむきに機械設計業務と向き合ってきたからこそ、より学びたい意欲が高まっています。
今まで経験した機械設計技術をベースに新たな製品への挑戦に加え、分野を問わず幅広い知識と経験を重ねていき、多彩なフィールドで活躍できるエンジニアを目指していたいですね。
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