エンジニア×コーディネーター対談
エンジニアに寄り添い、
可能性を広げていく。
大学卒業後、派遣会社に入社。エンジニアとして、設計・製造などさまざまな業種を経験する。8年間の勤務後、別業種を経てビーネックステクノロジーズに入社し、再びエンジニアの道へ。現在は、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の設計を担当。
入社後、事務職を経て採用業務を担当。コーディネーターとしては、これまでに約300名にわたるエンジニアの就業先決定までをサポートしてきた。
ビーネックステクノロジーズには、エンジニアと企業とのマッチングをサポートする「コーディネーター」が在籍しています。
「次」に挑むエンジニア一人ひとりが良いスタートを切れるよう、どのような思いで日々業務に取り組んでいるのか、コーディネーターの和田さんと、彼女のサポートのもと就業先を決めたエンジニアの遠藤さんに、話を聞いてみました。
エンジニアと企業のマッチングを支えるのが、コーディネーターの役割。
最初に、お二人の現在のお仕事を教えていただけますか?
コーディネーターとして、ビーネックステクノロジーズに応募してくださったエンジニアと、お客様先企業とのマッチングを担当しています。
まずは、エンジニアのこれまでの経験や希望する業務内容、勤務地などを細かくヒアリングした上で、希望や適性に応じたお仕事をご紹介し、就業先決定につなげるのが私の役割です。
面接後から就業先決定までの間、エンジニアとメインでやりとりをするのはコーディネーターなので、一人ひとりのご意向をしっかりと把握し、最適なマッチングができるよう、日々責任感を持って取り組んでいます。
私は半導体製造装置メーカーに就業し、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の設計を行っています。
FPDとは、スマートフォンやテレビ、PCなどに使われる、薄くて平らな画面のディスプレイ機器のこと。1つのFPDが完成するまでにはたくさんの工程がありますが、ディスプレイの下にある基板に微細な回路を形成するための「ドライエッチング装置」の設計が私の担当です。
半導体業界の経験はあるものの、エッチング装置は初めての分野。最初はわからないことばかりでしたが、新しい知識を得られ、毎日が成長の糧となっています。
どんな時もエンジニアに寄り添い、就業の可能性を探る。
遠藤さんのこれまでの経歴と、ビーネックステクノロジーズに応募してから、就業先が決まるまでの経緯を聞かせてください。
子どもの頃から機械いじりが好きで、たまたま求人情報で見つけたエンジニアの設計職に興味をもち、大学卒業後は(当社とは別の)エンジニア派遣会社に就職しました。派遣という働き方を選んだのは、いろいろな分野に携わって知見を広げたかったからです。
そこでは希望通り、人工衛星や半導体製造装置、車の外装部品の設計、製造などさまざまな業務に携わり、エンジニアとしての経験値を上げることができました。
8年間勤務したのち、エンジニア以外の仕事も経験してみたのですが、離れてみてわかったのは、「やっぱり“ものづくり”が好きだ」ということ。そこで、エンジニアに再度挑戦しようと、転職サイトで知ったビーネックステクノロジーズに応募しました。
実は他にも数社、同時進行で受けていましたが、真っ先に内定をくれたのが当社だったんです。そのスピード感が好印象だったので、「これもご縁」と思って入社を決めました。
就業先については、「また設計に戻れたら良いな」という思いはありましたが、「ブランクがあるからどうかな」という迷いもあって。分野や職種にこだわりすぎず「設計か製造を中心に、他にも自分の経験を活かすことができる業務があれば検討したい」とお伝えしました。
遠藤さんはブランクがあることを気にされていましたが、「遠藤さんのご経歴なら、ブランクがあったとしても設計者として必要としてくれる就業先は多いはず」と感じたので、すぐに設計のお仕事を何件かご紹介しました。
和田さんが設計の仕事を紹介してくれたことで、「自分の経歴をきちんと評価してくれているんだな」と、自信をもてたんです。
ご紹介いただいた仕事はどれもやってみたいと思えるものばかりでしたが、その中でも今後の成長が見込まれる半導体業界に可能性を感じ、今の就業先を希望しました。
遠藤さんは、スムーズに就業先が決まりましたよね。
一方で、エンジニアのスキルレベルやご要望の内容によっては、マッチするお仕事がすぐに見つからないこともあります。そんなときは、「ここだけは譲れない」という条件を確認したうえで、希望とは違ってもエンジニアの可能性が少しでも広がるように、いくつかお仕事をご紹介するようにしています。
実際にその中から、やってみたいと思える仕事を見つける方も少なくありません。就業先決定が難しいケースでも、諦めずに話し合い、希望に寄り添いながら、可能性を見出していくことを心がけています。
何より大切なのは、エンジニアが納得して良いスタートを切れること。
遠藤さんが和田さんとやりとりした中で感じた、コーディネーターに対する印象をお聞かせください。
分野や職種だけでなく、勤務開始日や待遇などの条件についても、こちらの要望をこと細かに聞いてくれ、いつもエンジニアに寄り添って話してくれるのがうれしかったです。連絡もまめで、“報連相”もしっかりしてくれるので、和田さんに安心してお任せできました。
派遣会社によっては、企業ごとに異なる担当営業と個別にやりとりすることもあるのですが、コーディネーターがいることによって、窓口が一本化されるのも良かったです。
最後に、今のお仕事のやりがいと、今後の抱負をお聞かせください。
現在開発している装置が完成するのは1年以上先ですが、組み上がった巨大な機械を見て、「この部分は自分が手がけたんだ」と誇らしく思える日が今から楽しみです。これまでいろいろな製品に携わり設計を経験してきたことは、自分の強みだと思っています。
今後はこれまでの知見や技術を活かして、1つの製品にじっくり向き合いたい。そしてものづくりに貢献し、エンジニアとして挑戦し続けていきたいと考えています。
コーディネーターとして一番うれしい瞬間は、やっぱりエンジニアの就業先が決まったときです。そのために何よりも大切にしているのは、「エンジニアの一番の理解者である」ということ。
これからも一人ひとりに寄り添いながら、丁寧にサポートしていきたいです。
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