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ビーネックステクノロジーズ、ロボコン部始動!

ビーネックステクノロジーズは、2025年11月8日(土)にロボコン部を発足しました。未来のものづくり人材を育成し、各業界の人材不足に貢献することを目的に始動したロボコン部は、ロボットづくりを通して、参加するエンジニアの「技術力・実践力の強化」、「課題解決力・チームワークの醸成」、「創造性の発揮」を目指しています。
今回は、初回講義の様子をレポートします。

関連記事:「第30回かわさきロボット競技大会」に協賛いたしました!

ロボコン部に参加するエンジニアの志望動機とは

メンバーは、当社エンジニア総勢16名。エンジニアの専用サイト・ネクステーションを通じて参加者を募集したところ、仙台、横浜、宇都宮、名古屋、広島など『大会に挑戦をしたい』『エンジニアとしてのキャリアを広げたい』という熱い思いとともに、多数の応募がありました。年齢層も20代~60代まで幅広く、エンジニアの職種も機械設計、実験、品質保証、ITなどさまざまです。そんなビーネックステクノロジーズ初めてのロボコン部の活動場所は、当社のお台場にある東京研修センターと、堂島の大阪研修センター。2026年8月の大会まで全回7コースで取り組んでいきます。

<ロボコン部に参加するエンジニアの志望動機を一部ご紹介>

・こんなワクワクする企画を待っていました。ロボコン出場・鳥人間コンテスト出場経験が少しでも活かせるのではと思いました!
・チームで何かを作り上げたい、新しいことに挑戦したいという思いがあり応募しました!
・学生時代のリベンジのためぜひ挑戦したいです!

ロボット技術を座学から学ぶ

まずはロボコン部講師の自己紹介から始まりました。講師は当社機電研修センター講師も務める五味渕(ごみぶち)。講師は、ロボコン出場経験はもちろん、専門学校でロボットコース教官としてメカ・エレクトロニクス・ソフトウェア全般を8年間教育・指導した経験を持ちます。

座学では、まずロボットの骨組みであるボデーや移動部の脚の機械的な構造をはじめ、ラジコン受信機からのサーボ制御信号を元に、モーターを動かすアンプなどの電気的な知識まで基礎から学びます。さらに、ロボットに使用する部品材料の特徴を理解し、なぜその部品が必要で、どんな役割を持つのか理解を深めました。

金属材料の例

種類特徴
アルミ合金系アルミニウムにマグネシウムを添付した素材。
耐食性や強度・溶接性が向上し、そのためアルミ合金の中で最も流通する種類。
ステンレス系アルミより強いが、重い。
さびないのでメンテナンス性が高い。
黄銅系(真鍮)アルミより強く、ステンレスより弱い。

樹脂材料の例

種類特徴
ポリカーボネート機動隊の透明盾にも使われる丈夫なプラスチック。透明。
同じく透明なアクリルは割れやすいが、こちらは割れにくい。
ジュラコン(ポリアセタール)強度が高く、耐熱、耐摩耗性に優れる。
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)割れにくく、丈夫で、何より軽い。
ただ、製作および加工(整形)が難しい。

デモロボットで操作体験

ロボコン部が出場予定のカワサキロボット競技大会では、リング上での1対1のバトル形式で、相手を倒す、またはリング外に出すことで勝利となります。

ロボットの構造知識はもちろん不可欠ですが、エンジニアたちはデモロボットの操作を体験するなかで、大会では操作方法も非常に重要になってくると実感したようです。

※詳しい大会ルールはこちら

ロボット制作で重要なリンク機構とは

ロボットを作るときに「リンク機構」という仕組みを使います。リンク機構は、ロボットの部分が連動して動くようにするための仕組みです。これを使うことで、ロボットがさまざまな動きをすることができます。

■リンク機構の仕組み

役割仕組み
つながりリンク機構は、いくつかのパーツがつながっていることから始まります。たとえば、腕や足があるロボットでは、腕の部分が特定の場所を中心に回転するように作られています。
動きの連携1つの部分を動かすと、他の部分も一緒に動きます。たとえば、ロボットの腕を上げると、手も一緒に上がるように設計されています。  

<具体的な例>

1,ロボットのアーム
物をつかむためのアームがあったとします。このアームは、ひじの部分がリンク機構でつながっていて、肩を動かすとひじも動き、物をつかむことができます。

2,歩くロボット
足がリンク機構でつながっているロボットは、片方の足を前に出すと、反対の足も後ろに下がるように動きます。これによって、ロボットが歩くことができます。

図面理解を深め、ロボットキット製作で対戦ゲーム

ロボット制作において重要な図面理解も深めます。たとえば、機械の装置や個々の部品を詳細に描いた部品図。部品図には、寸法、公差、材料、加工方法など、部品を正確に作るための情報が記載されています。また組図は、複数の部品を組み合わせた完成図の状態や組み立て方法を示す図面になります。設計経験があるメンバーもないメンバーも1つずつ丁寧に理解し知識を積み上げていきました。

実際のロボットの動きを知るため、TAMIYAのロボットキット(2チャンネル リモコン昆虫対戦セット)をチームに分かれて制作も行いました。

初回の研修で始めて会ったメンバーとは思えないほど、楽しく協力しながら作業を進め、それぞれが時間内で完成することができました。

組み上がったロボットは、Aチームクワガタ号、Bチームカブトムシ号。対戦の結果、Aチームクワガタ号の挟み込み攻撃による追い込みを、リモコン操作で巧みに避けながら戦った、Bチームのカブトムシ号が優勝し、とても盛り上がりました。

来年8月の大会までどんなロボットにしていくのか、構想を練りながら、ロボコン部は技術を楽しみながら活動していきます。


ビーネックステクノロジーズでは、未来のものづくりを担うエンジニアの育成やキャリア形成の機会を多数設けております。エンジニアの皆さんが様々な形で自身の成長を実感できるよう、今後もサポートを続けてまいります。

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