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記憶に残る対応の積み重ねこそが、企業文化を醸成させる。

「様々な年代・国籍の社員が在籍し、色々な価値観をもった多様な人材が活躍していることが当社の魅力」そう話すのは、ビーネックステクノロジーズで執行役員 採用・キャリアセンター・EV管掌兼採用企画部長兼グローバル人材推進グループマネージャーを務める菊地です。
求職者の方々に「当社」を選んでもらわなければ、エンジニアとしてご活躍いただくこともできません。そのためには、応募~入社に至るまでの体験をより良いものへ改善し続けることが必要です。今回は、当社の採用活動における課題や取り組みについて伺いました。

執行役員
採用・キャリアセンター・EV管掌
兼採用企画部長
兼グローバル人材推進グループマネージャー
菊地 信仁 Nobuhito Kikuchi

「人生選択の一大イベント」に日々携わっている。

ー まずはじめに気になったことがあります。菊地さんは、肩書がとても長いですね。
いくつのセクションをみていらっしゃるのですか?

菊地 全ては求職者やエンジニアに関わることですが、大きく分けて、以下の4セクションになります。
①採用活動に関わる仕組みの企画・改善、②研修やキャリア支援、③外国籍の方々の採用・サポート、そして④エンジニアの価値を向上させるための企画です。全てのセクションの取り組みを密接に連携させていくことが必要です。

ー 当社グループが掲げる企業理念を体現するためには、大切なセクションですね。中でも採用活動における求職者とのコミュニケーションは非常に重要な気がします。
※参考: ミッション・ビジョン・バリュー

菊地 仕事を決めるということは、人生の約半分の40年近い時間を過ごす場所を決めるということであり、人の生活に大きな影響を与える選択の一つです。
だからこそ私たちは、求職者の皆様が「良い会社」と出会えたなと感じていただけるサービスを、ご応募から入社までのプロセスにおいて提供しなければなりません。求職者の皆様には、実りのある就職・転職活動を経た上で、意欲的に新たなスタートを切っていただきたいと考えています。

さらに今後は、採用活動を『企業として評価をいただくための「社会との接点のひとつ」』として考えていくことも必要です。たとえば、求職者のご家族や派遣先企業、またそのお客様にも「良い会社」だと思っていただけるようなそんなひとつ先を見据えたサービスを目指します。

真摯に受け止め、前向きな力に変えていく。

ー 採用活動における課題について、どのように感じていらっしゃいますか?

菊地 社員一人ひとりがより丁寧に求職者と向き合うことが求められています。
「一つのことを極め続けたい」「さまざまな経験を積みたい」「経験を積んでメーカーに転職したい」など、こうしたい、こうなりたいという求職者の想いはそれぞれ異なります。
一方で求職者に共通して言えることは、当社へ自分なりの「次」を見つけに来ているということです。

ー 「次」を見つけに来ている求職者の想いに全力でお応えするためには、採用活動の各対応レベルを向上させていく必要があると感じます。今後どのような取り組みを行いますか?

菊地 主に「対応力」「スピード」「仕組み」「お仕事のご紹介」4つのレベルを向上するための取り組みを推進していきます。

ー 取り組みについて具体的に教えていただけますか?

菊地 まず「対応力」とは、ご応募から入社に至るまで、求職者に寄り添った雰囲気作りや適切な対応を心がけることです。また各プロセスでのコミュニケーションを丁寧にかつ「スピード」を持って行うための「仕組み」づくりとして、社員が一定のクオリティでサービスを提供するためのシステムやツールの整備も進めています。
たとえば、今でこそWEB面接は一般的ですが、実は当社ではコロナ以前から電話やWEBで応募や面接を行える仕組みがありました。これは、応募者の約7割が在職中の方のため、ご来社いただくことなくお仕事の提案ができないか、と求職者の立場で考え実現したものです。

ー では、お仕事のご紹介という点ではいかがですか?

菊地 豊富な「お仕事のご紹介」を行うことは当然ですが、より満足度の高いマッチングを重視しています。働くことを通じて、求職者が自身の価値を見いだし、可能性を広げてもらえるような体験を提供することが重要だと考えています。

ー やりたいこととやれることが異なるケースはありませんか?

菊地 あります。ただその場合でも「どんな知識や技術を身につければ、3年後にやりたいことにたどり着けるのか」という具体的なイメージが共有できれば、今やれることから始めてみようと思っていただけるかもしれません。
まずは多くの機会を丁寧にお伝えし、いろいろなことに興味を持っていただく。
さまざまな求職者に対して、Onewayにならずにその方の可能性を追求した提案ができているのかが大切です。ただ希望を聞く面接ではなく、求職者の可能性を広げることが、次の大きな一歩につながります。

ー 採用活動を行う現場に対し、どのように求職者の声を届けていきますか?

菊地 具体的には、求職者の方にご入社までの各プロセスでアンケートにご協力いただいています。その結果は、全国の採用担当が参加するミーティングで良い点も至らなかった点も共有し、まずは真摯に受け止める。そのうえで議論を重ね改善していく、この取り組みそのものが大切だと思っています。

あらゆる求職者に「次」を提供し続けたい。

ー これからどんな会社を目指しますか?

菊地 正直今はまだ、人や会社のコトを通じて基盤を整えている状況です。
私自身も含めて、全社員が企業理念を軸に日々の一つひとつの活動から「求職者の立場」になり、「求職者のためになっているか」という視点で判断できるようになることが必要です。
この活動の積み重ねこそが、企業文化を醸成することにつながるはずです。
「この会社なら良い提案をしてくれる」「気持ちの良いサービスが受けられる」など、
年代や国籍を問わず、興味を持っていただいたすべての方に、最高の次を提供できる会社を目指したいですね。

ー 貴重なお話ありがとうございました。

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