小・中学生向け「プログラミング体験教室」で人材育成の支援も
岩手県滝沢市にあるビーネックスラボ滝沢※では、当社のエンジニアが自治体と手を組み、地域課題の解決を目指す活動に取り組んでいます。「IT人材の育成や創出に力を入れる滝沢市で、エンジニアとして子どもの成長に貢献したい」というラボメンバーの思いから実現した、小・中学生向けプログラミング教室の様子をご紹介します。
※ビーネックスラボ滝沢とは……夢真ビーネックスグループが、エンジニアの育成を目的に、2020年10月、岩手県滝沢市の産学官連携施設に開設したビジネス・インキュベーション施設
滝沢市による人材育成プロジェクトの一環として2021年に行われた、小・中学生向けプログラミング教室。ラボメンバーは、「子どもたちが『自分からやってみよう!』とチャレンジしたくなる教室にしたい」と、準備段階から意気込んでいました。
全5回の体験型教室には、7組17名の親子が参加。「自分でロボットを作り、動かしてみる」というテーマのもと、子どもたちはロボットを組み立て、ICチップの基板に部品をはんだ付けし、操作するためのプログラムを組むところまでを自分たちの手で行いました。子どもたちから「5レンジャー」と呼ばれた5名のラボメンバーは、子どもたちの机を周りながらアドバイス。会場は、「ロボットをもっと早く動かしたい!」「ここのプログラムはどうやって組むの?」といった子どもたちの賑やかな声であふれていました。
教室の最終日、この日は子どもたちが自分で作ったロボットをお題に沿って動かし、点数を競うコンテストを開催。ロボットがコースアウトしないように真っ直ぐ進ませたり、壁の直前で止まるようにセンサーを取り付けたり……プログラミングを通じて、子どもたちは試行錯誤しながらものづくりをすることを楽しんでいる様子でした。
「夢中でロボットを作る子どもたちの姿は本当にすばらしく、今後はより実践的な知識や技術を教えることで、子どもたちの成長を支えていきたいと思いました。今回は全5回という短い期間でしたが、保護者の方から次の開催を望む声をいただいたので、プログラミングだけでなく、ものづくりに関わるさまざまなテーマの教室も実施する予定です。ラボメンバーで協力して、地域と子どもたちの成長に貢献する活動を広げていきたいです」
ものづくりの面白さを伝え、未来の人材育成にもつながった今回の小・中学生向けプログラミング教室。ビーネックスラボ滝沢では、これからもITの力で地域課題の解決に取り組んでいきます。
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