未来の「機械・電気系エンジニア」に寄り添う、研修講師の思い。
2022年7月より開始した、エンジニアの世界に挑む未経験者向けの研修制度。この研修では、機械・電気分野の基礎知識からエンジニアとして大切な考え方までを、広く学ぶことができます。今回は、13年の機械設計経験と6年の研修講師経験を持つ山下に、講師としての思いや、大切にしていることを聞きました。
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未経験から挑む、ものづくり。「機械・電気系エンジニア」の面白さ。
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|「研修生」ではなく、「ひとりの人」として向き合う
― まず、研修生にはどのような方がいるのでしょうか?
山下: 全体の約95%がエンジニア未経験者ですね。前職が営業職や飲食店スタッフなどの人も多く、「電動ドライバーなんて触ったことがない」ということは少なくありません。
― 10日間の研修では、講師としてどんな工夫をされていますか?
山下: 私の場合、研修初日は「今、ハマっているものはある?」「譲れないこだわりは?」など、他愛のない会話から始めます。研修内容と直接結び付かない話題でも、相手が何を大切にしているのかがわかると、おのずと働き方に対する姿勢や考え方も見えてきますから。「講師」と「研修生」という関係である以前に、「ひとりの人間同士」。何かを伝える前に、同じ目線に立ってお互いを知ることが大事だと考えています。
|エンジニアとして培った経験やスキルを「伝承」していく
― エンジニアの卵である研修生に対して、講師の一番の役割は何だと思いますか?
山下: 最も大きな役割は、「伝承」です。知識や技術、経験というのは、エンジニアとしての価値そのもの。ただ、私は技術知識を教えるだけではなく「エンジニアとして必要な物事の捉え方や考え方」について伝えることも大切にしています。世の中に“もの”を生み出していくエンジニアの仕事に必要不可欠なことは「物事の本質をとらえる力」。なぜこの材料なのか、なぜこの形なのか、物事にはすべて必ず理由がある。目的と理由を理解したうえで仕事を進めることは、質の高いアウトプットにつながると思っています。
― この研修で学んだことが、エンジニアとしての土台になるのですね。
山下: はい。修了後、研修生には就業先でさまざまな人々と関わりながらエンジニアとしてのキャリアを積みスキルを磨いていってほしいですね。次世代を担う研修生のみなさんが、いつの日か新たな製品を生み出してくれると信じています。
今後さらに研修内容をブラッシュアップしていきたいと考えていますので、ものづくりやエンジニアの仕事に興味があれば、ぜひ臆せずチャレンジしてみてください。エンジニア未経験でも、私たちがひとりひとりに寄り添い、熱意を持ってお教えします!
以下の各記事では「機械設計エンジニア」「ものづくりエンジニア」の仕事内容・年収例・向いている人の特徴について網羅的に紹介しています。エンジニアとしてのキャリアの幅を広げたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
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