未経験からエンジニアへ。IT組込み開発にチャレンジし、成長する日々。
システム開発会社勤務
入社2年目
熊澤 陽友 Yosuke Kumazawa
大学でプログラミングを学んだ後、当社に入社。現在はシステム開発会社に就業。組込みソフトウェア開発エンジニアとして、車載バッテリー向けシステムの開発を担う。
※2025年9月時点
|初めてのITエンジニア。研修で実践的な知識が身に付きました。
もともと、IT分野にそこまでの興味はなかったんです。大学では素粒子物理学を専攻していましたし、その中でも数学的な手法を学んでいて、ITに触れることはほぼありませんでした。興味をもつきっかけになったのは、C言語の講義を受けたこと。「最近流行っているらしいから、有名な言語を学んでみよう」という程度の気持ちでしたが、自作のコードでプログラムが初めて動いた時は「デジタルの世界って面白い!」と、喜びと達成感がありましたね。

その後就職活動を始め、将来のキャリアを考えた時にC言語のことを思い出したのが、ITエンジニアへのキャリアを思い描いたきっかけでした。「未経験でも挑戦できる可能性がある」「研修が充実している」というテーマで会社を探す中で、当社に出会いました。
内定後は「IT分野でC言語を使って働きたい」という希望を伝え、配属前の1カ月間でオンラインの「C言語マイコン研修」を受講しました。
この研修ではC言語の基礎知識に加えて、仕様書をもとにした開発や仕様書そのものの作成といった工程も経験でき、座学と実務のギャップを埋められました。実際に業務が始まった後も「研修でやったことだ」と思い返しながら、スムーズに作業を進められましたね。
|難題にぶつかった時こそが成長につながる、IT開発の仕事。
現在の就業先は、ソフトウェア開発会社。自動車のバッテリー関連に組み込まれるシステムの開発に携わっています。「システム開発」というと、一般的にはパソコンの前でコードを書くイメージがあるかもしれません。しかし現在の配属先では、設計をはじめとしたコーディング以外の業務も多くあります。
配属当初の約4カ月間は、システムの設定値を調整するような実装や、動作確認などの業務を担当。その後は少しずつ、仕様書の変更点を確認する「要求分析」や、簡易的な「設計」も経験することができました。その後配属1年が経つ頃には、過去の事例に基づいた設計や機能の追加・変更など、中規模の業務も増えてきました。
そして配属から約1年半が経った現在は、仕様書やマニュアルが読めるようになり、コーディングやバグの修正までを担当しています。ゼロベースからシステムを設計するような大規模なプロジェクトはこれからですが、実務に必要なC言語の知識と、英語で書かれたマニュアルを読める力があれば、ここまでできるようになるんだ、と大きな自信になっています。
修正方法がわからないバグや、知識がない機能が出てきたりと、自分で解決できない時は悔しい思いもします。でも、そんな時こそが頑張り時。どうにかして解決したいですし、せっかくならステップアップのきっかけにもしたい。C言語に興味をもって就いた組込みエンジニアの仕事は、大変なことも多いですが今は楽しくて仕方ないですね。

|次の自分へ。宇宙にも広がる将来のキャリア。
仕事のうえで大切にしているのは、自分のできること、できないことをきちんと報告すること。上司は私の仕事を管理してくれているので、上司と私の認識がずれてしまうと、チーム内での業務の割り振りなども上手くいきません。「仕事は1人ではできない」ということを、日々実感させられていますね。
組込みエンジニアの仕事は、実務を通して得られる知識や経験も多いので、わからないことはすぐに先輩に相談するように心掛けてきました。そうした経験を積むうちに、どこを調べればいいのかが見えてくるようにもなりました。一つずつ丁寧に教えてくださった先輩には本当に感謝しています。
今の目標は、扱っている製品の知識を深めていくことです。ただ長期的なキャリアについては固まっていないので、当社の研修制度「キャリアブラッシュアップ」を活用して、定期的にキャリアを振り返りながら、今後の目標を考えていきたいですね。なんとなくですが、物理学の知識を活かして宇宙関係の仕事にチャレンジしてみたいと思っています。まずは今の仕事で経験を積みながら、自分らしいキャリアを当社で見つけたいと思います。
取材日 2025.9.5
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